688 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 23:26:43.86 ID:Oclq3uwQO
めんと向かって妹にありがとうというのは恥ずかしいからここに投下しておく。
自分は叔父の影響で腕時計が好きだ。
今まで貯めてた貯金と叔父からの支援でかなり高い腕時計を買うことができた。
自分はこの腕時計をかなり気に入っており、一生これ以外の腕時計はつけないとまで思った。
しかしとあるハプニングで腕時計が壊れてしまい、修理にだした。
自分はかなり落ち込んで、修理から返ってくるまで、代わりに安い腕時計を着けてた。
しばらくしたら妹が「はい、誕生日プレゼント」と、腕時計をプレゼントしてくれた。
へこんだ自分を見かねて、新しい腕時計をとプレゼントしてくれたようだった。
妹がくれた腕時計は、代わりに着けてた腕時計よりも随分安いやつだった。
ただ妹がやっているアルバイトの時給にしたらかなり高いものだった。
腕時計を買ったことは妹に言ってたけど、女には価値はわからんと値段を言ったことはなかった。
妹は使いたかったアルバイト代を自分のために使ってくれた。
修理から戻ってきた腕時計だが、不幸があって代わりに着けてた腕時計と一緒に手放すことにした。
妹に貰った腕時計は手元において今でも使っている。
そして先日、叔父に
「あの腕時計(高いやつ)を手放すのはしょうがなかったな。でもそれ(妹に貰ったやつ)より
あの腕時計(代わりに着けてた腕時計)を手元に残せば良かったんじゃないか?」
と質問された。
自分は「妹に貰ったやつなんですよ、これ。こっちのが大切なんです」と、答えた。
妹からのプレゼントだと知らなかった叔父はびっくりしてたけど、
「物の価値が分かるようになったな」と、笑っていた。
正直、ちょっと泣いた。
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